ステイゴールドとは
競走馬名:ステイゴールド
血統:父サンデーサイレンス 母ゴールデンサッシュ(ディクタス)
父のサンデーサイレンスは、日本で活躍し数々のG1馬を産み出した大種牡馬。
3冠馬ディープインパクトを送り出し名声を不動のものとした。
母はディクタス産駒のゴールデンサッシュ。
名前はゴールド、しかし競走成績では勝ち切れないことが多くシルバー&ブロンズコレクターと言われていました。 それでは、ステイゴールドがどのような競走過程を辿ったのか見ていきましょう。
馬体は420kg前後とかなり小柄な部類。初勝利まで6戦を要したが、その後は500万下・900万下をポンポンと出世をしていく。 そのまま順調に出世街道を昇るかと思いきや,その後は1600万下→オープン→1600万下→GⅢと4連続2着と足踏み。
それから果敢に重賞戦線に挑むもGⅡ4着→GⅠ2着→GⅡ3着→GⅠ2着→GⅡ4着→GⅠ2着…という可もない不可もない成績を辿っていく。 まさに「相手なりに走る馬」の見本と言える馬です。 平成12年の天皇賞(春)までの成績は36戦して3勝。獲得賞金からして立派なオープン馬にもかかわらず 主な勝ち鞍が28戦前(3年前)に勝った「阿寒湖特別(900万下)」という詰めの甘さを発揮しています。
鞍上に武豊を迎え、明け6歳で望んだ伝統ある第114回目黒記念(GⅡ)。 雨が降りしきる中、鞍上のステッキにステイゴールドは、一完歩ごとに詰め寄り、重賞挑戦26回目にしてついにとうとう重賞勝ちを手中に収めたのでした。
明け7歳で迎えた4年連続出走となる日経新春杯(GⅡ)で,これまでと打って変わった好位差しの競馬から力強く抜け出し重賞2勝目をマーク。 そして陣営はここに来てドバイへの遠征を決断することになります。 ファンタスティックライトが出走を予定していた一大レースであるドバイシーマクラシックへ挑戦したのです。
本格化したステイゴールドは、後のBCターフ優勝馬・ファンタスティックライトを相手にハナ差の勝利し見事、海外重賞初挑戦・初勝利という快挙を達成したのです。 悠悠の日本凱旋となりました。
そして、いよいよ引退を決意し、ラストランとなったのは香港でのレースだった。 「ヴァース(G1)」への挑戦である。ステイゴールドにとってのラストランは初のG1への挑戦でもあったのだ。 単勝で1番人気に支持されたステイゴールドは、スタート直後から後方6番手に控え、冷静にレースした。 そして最後の直線に入ると素早く馬群を割って2番手に上がってきた。 しかし、逃げるEkraar(エクラール)が5馬身のリードを保ったまま先頭をひた走る。 そのときなんと、ステイゴールドは内へヨレてしまい、エクラールとの差が縮められない。
ついにG1の夢はやぶれ、最後の最後まで2着か。
誰もがそう思った直線の最後で、鞍上・武豊が「背中に羽が生えた」と言わしめるほどの鬼脚を発揮し、ゴール直前でエクラールを交わした。 みごと、ラストランでのGI初勝利を果たし有終の美を飾ったのである。 その時つけられたG1馬に贈られる中国語の敬称が『黄金旅程』。 「ゴールの前でステイする万年二着馬」が、ラストランの勝利によって『黄金旅程』の冠を勝ち取ったのだった。
ステイゴールド代表産駒
ステイゴールド産駒は、 体が小さいが回転の速いフットワークを生かすキレを武器にした馬が多い。
割とタフで使い続けて味が出てくる味な種牡馬だ。
→産駒一覧
- オルフェーヴル【3冠馬、有馬記念(G1)】
- ドリームジャーニー【朝日杯FS(G1)、宝塚記念(G1)、有馬記念(G1)】
- ナカヤマフェスタ【宝塚記念(G1)、東京スポーツ杯2歳S(G3)】
- マイネレーツェル【フィリーズレビュー(G2)、関西TVローズS(G2)】
- アルコセニョーラ【福島記念(G3)、新潟記念(G3)】
- サンライズマックス【中日新聞杯(G3)、エプソムC(G3)】
- ゴールドシップ【共同通信杯(G3)】